福島県双葉郡にある人口3000人の村
原発から20km~25kmの場所にありながら
放射線の被害がここより遠い場所よりもずっと少なく
奇跡の村
そう呼ばれた
東京の練馬から福島県双葉郡川内村まで
高速四時間荒山道一時間
来るのは今日で5回目
片道だけの5回目
私がこれから
心が折れそうになったとき 自分を見失いそうになったとき
川内村へ来た目標を忘れないように
初めてのブログに今の気持ちを書きます
震災後 何か出来ることはないかと思いながらも何も出来ず
テレビの中の世界と私の生きてる世界の違いに
ただ苦しくてただ哀しくてただ祈ることしかできひんかった
一年後の今
私はここにいる
何かのためよりも 誰かのためよりも 多分 自分のために
楽になりたかった 後悔したくなかった
目標は
川内村のお米を消費してもらえるように
プロジェクトやルーツをつくること
今川内村は田んぼの作付けが禁止されている
去年 禁止されている中
自分の信念を貫き 自分の手で目で確かめるために
一枚だけ田んぼを作った農家さんがいました
結局すべて没収され廃棄させられてしまった
結果はND(不検出)だった
どんなに悔しかっただろう どんなに哀しかっただろう
今年は村が要請した30箇所の農家さんたちに
どこかのおえらい研究者の方々が考案した
放射線を下げる効果のある色々な実証田を作った
結果次第で来年から田んぼの作付けが解禁になる
農家さんたちは染量を測るためだけの廃棄させられるお米を
どんな結果になるかわからない不安と戦いながら
収穫の秋まで育てるのだ
私はそれを一緒に見守ろうと決めた
一年間の川内村や農家さん達の苦悩の日々の中で
誠実に行っている現状と偽りのない結果を
そして私はそれをみんなに発信する
少しでも 風評と呼ばれるようなことでみんなが
福島からはなれていかないように
水や気候に恵まれた自然豊かなこの場所で
まっすぐに生きている人達がここにいて
一生懸命に作っているお米がある
それが国が決めた『安全』と言われる基準をクリアしたならば
その時 もう一度みんなにかんがえてみてほしい
このブログは原発25kmのばしょにある福島県双葉郡川内村より
私が自分の目で見て見た事 経験した事 感じた事を
私なりに日々つづっていこうと思います
私の笑いありビールありやよい(猫)ありの祭ライフと共に。。。
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