今日は長崎大学大学院 医歯薬学総合研究所 教授
医師 高村 昇先生
と 福島県立医科大学 医学部 放射線健康管理学講座助手
医師 宮崎 真先生
お二方が 川内村に講演に来てくれました
テーマは『食事からの内部被ばくへの影響について』
『ホールディカウンターとは』でした
最近思う
福島大学の研究者や 名の知れた医学者や 支援活動をしてる団体の方にお会いさせてもらって話を聞くと
放射能に対して専門的に知っている人達ほど福島に対して希望を持っている
可能性を信じてるということ
そういった人達の話や生活を聞くと不安だった部分も 安心へと変わる
私達も 希望を持てる 可能性を信じれる
ここで 少し 放射線についての知識です
国が安全とした基準というのは
平常時 年間1ミリシーベルトでした 事故発生時は50ミリシーベルト
そして今は年間20ミリシーベルト
そして今後は長期的な目標で年間1ミリシーベルト
この1ミリシーベルトとは 1000マイクロシーベルトです
100ミリシーベルトを超えると人体に影響が出てくるといわれています
だけど 南インドでは 高自然放射線地域があり
年間16ミリシーベルト受けているという
生涯被ばく線量1020ミリシーベルトくらいになるそうですが
放射線による直接的人体被害は証明されていないとのこと
これは チェルノブイリのときにもういえるのですが
事故当時 0歳~10歳の子供達のその後の(25年間)甲状腺ガン発症者は
およそ6000人 そのうち死んでしまった子は28名
これは放射線には様々な種類がありそのうちのひとつ
ヨウ素131という物質が甲状腺にたまりやすい性質があるから
ヨウ素とはもともと自然界にあるものでそういう性質である
しかしヨウ素131の半減期は8日
事故現場で働いていた人達は瞬間に膨大な被爆をしたため亡くなったかたは数十名いた
それ以外はこの25年の調査で直接的人体への影響は2世にもいまだに証明
されていないそう
瞬間に100ミリシーベルト受けるのと 長い時間かけて100ミリシーベルト浴びるのとでは 影響が全然違うんだ
他にもいろんな話を聞けた
最後に質問コーナーがあって 一人のおばあちゃんが
『私は東京に避難していたんだけど その時にいわきナンバーで走っていると
放射能が散らばると嫌がる人がいる
私の体から放射能が出ているからと嫌がられた
そんな事はあるんでしょうか』と
先生は この世界には 放射線がない場所なんてない
自然に放射線が発生しているんだ
この世界に誰かに影響を与える放射線を出してる人なんて一人もいない
自分がきちんと知識を持って 自身を持って生きてほしい
そういっていた
福島の人が東京のパン屋で働いていた
福島の人が作ったパンなんて食べれないといわれた
婚約をして結婚式まで決まっていたカップルが
福島出身ならこの先生まれてくる子供に影響があるかもしれないと
すべて破談にされた
かなしすぎる かなしすぎる かなしすぎる
色んな情報に翻弄されるけど 出来るだけ正しい知識を持って
自信を持って 堂々と 生きていたい
この身を持って 証明したい そう思う